ダンプ大橋プロの選んだ牌
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東2局1本場 北家2巡目の手牌になります。
發をツモってさあ何を切るか?ってところですが、
ほぼ三択ですね。
三萬、八萬、3筒のどれかでしょう。
それぞれのメリットは、
三萬・・・發を雀頭に固定することで、三色にも、ドラにも対応可。が、シャンテン数が下がる。
八萬・・・三色は諦めるが、即リー、ドラツモに対応
3筒・・・ドラは諦めるが、即リー、三色に対応。
どれも甲乙付けがたいですが、何か切らないといけません。
今回は打三萬とさせていただきます。
1シャンテンといっても、ドラの無いこの手牌、
ソーズが埋まって三萬、發のシャボではちょっともったいないです。
それならばまだ2巡目。
ドラや三色、チャンタの全てに対応できる三萬を切り、
マンガンを目指してみてはいかがでしょうか。
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杉浦 勘介 プロの選んだ牌
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皆さんこんにちは。
久しぶりに「何を切る?」担当させていただきます、杉浦です。
よろしくお願いします。
先日は「競技麻雀を打とう!」というイベントに参加させていただいたのですが、
ロン2での競技ルールは初めての経験で、少し戸惑ってしまいました。
さて、今回はリーチバトルでの「何を切る?」ですね。
競技ルールや道場ルールと比べてもトップの価値が高いルールなので、
少々のリスクは覚悟の上でトップを狙いたいところです。
場面は東2局、トップとの点差も開いており、親番も無いので、
かなり苦しい立場ですが、満貫クラスをアガればチャンスが生まれそうといったところで、
手牌は2巡目にして早くも1シャンテンとなりました。
發のトイツが目立つ手牌ですが、仕掛けてアガっても1300点。
これでは上位者を楽にしてしまうだけなので、
何としてもメンゼンでリーチといきたいですね。
まだ巡目も早いので、チャンタを考えて、打3萬と1シャンテンに構えない打ち方もありますが、
崩れやすい不確定なチャンタ志向となってしまうので、スピードのロスに見合うとは思えません。
ここはチャンタを見据えつつ、1シャンテンに構えて、
メンゼンテンパイなら即リーチというのが実戦的かと思います。
よって、打牌選択は3筒か8萬の2択となるのですが、
今回は打3筒としたいと思います。
ドラが5筒なので、たしかに3筒はドラにもチャンタ変化にも対応できる要牌ですが、
チャンタ三色の最高形を残すため、手役の種となるこの8萬は簡単には手放せません。
7萬や9萬が枯れたり、3萬の横あるいはソウズの縦変化が無い限り、
次巡以降も字牌と入れ替えたりせずに、テンパイまで持ちたいですね。
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