ダンプ大橋プロの選んだ牌
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東3局西家、10巡目の手牌になります。
現在持ち点は23000点持ちの3着目。
上位2名が競っている状況とは言え、まだ東3局。
焦ることもないでしょう。
今回は打9索とさせていただきます。
隣で滝沢プロが何か言ってますが、あまり捻ってません。
というか、別に自分は毎回捻った答えを狙ってるわけじゃないですよ!
確かにこれ切れば面白いかなぁとか思う事はありますけど、
普段の打牌とあまり変わらないですから!
さて、話は戻して9索切りについてです。
9索切りならタンヤオが確定しますが、カン5索の受け入れと、
テンパイ時にドラを切る可能性が残ります。
確かに即テンパイが入ると仮定した場合は、6筒に劣る部分が大きいと思います。
ただ、9索を切っておくと、ソーズ雀頭でピンズ2メンツの形になる可能性があります。
五六七22678(56678)
ここまで伸びれば立派な勝負手、そうならなくても
五六七22678(45668)
こんな形でも十分打点があります。
現時点ではまだまだ勝負できる手牌でないのなら、
仕上がるのが遅くても、その手牌の最高の形を追うというのも
一つの正解ではないかと思います。
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滝沢 和典プロの選んだ牌
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ちょっと迷ってしまう手牌では、
何を引いたらもっと良いイーシャンテンになるか?と考えるのがコツです。
打点力を考えれば八萬引きの678三色、そしてドラ引きのこの形
五六七246789(5688)
候補は9索か6筒になりますが、
この形を考えれば、ソーズのリャンカンも残すべきでしょう。
すでに10巡目と、終盤に差し掛かっていることから9索と6筒の危険度も考えなければいけません。
すると、やっぱり打6筒が優れているように感じます。
現状では、まだ勝負手と言える手ではありません。
「もう無理だー」と思ったらサっと撤退することも考えて。
となりでダンプ君がひねった答えを考えているかもしれませんが、
この問題は6筒打ちが正解といっても良いのではないでしょうか?
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